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【経営】

「女性活躍加速のための重点方針2020」を取りまとめ

 令和2年7月1日、首相官邸において「すべての女性が輝く社会づくり本部(第9回)」が開催され、この会議で、「女性活躍加速のための重点方針2020」が取りまとめられました。今回の重点方針では、「新型コロナウイルス感染症拡大による女性への深刻な影響及び女性活躍の新たな可能性への対応(テレワークやオンラインの活用)」を大きなテーマとしています。そのうえで、今後重点的に取り組むべき事項が取りまとめられています。日本の現状として、女性の活躍が進んでいない分野が多い点については、「あらゆる分野における女性の活躍」を今後重点的に取り組むべき事項の一つに掲げています。

■基本的な考え方
◆女性に対する暴力の根絶に向けた取組や困難に直面する女性への支援の充実
◆女性活躍推進のための自主的な取組や地域の実情に応じた取組の後押し
◆仕事と育児・介護等を両立できる環境の整備及び社会全体での意識改革の推進
◆あらゆる施策における男女共同参画・女性活躍の視点の反映


1:安全・安心な暮らしの実現
●女性に対するあらゆる暴力の根絶

「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」に基づく取組の強化(刑事法に関する検討、再犯防止、ワンストップ支援センターの強化、教育・啓発等)、DV相談プラスの実施や民間シェルター等の先進的取組の支援

◆困難を抱える女性への支援
非正規雇用労働者など困難に直面する女性への支援、ひとり親に対する支援体制の強化や就労支援、養育費の履行確保に向けた取組、予期せぬ妊娠等による若年妊婦等への相談支援、新型コロナウイルス感染症の影響の調査・分析

◆生涯を通じた女性の健康支援の強化
ライフステージに応じた健康保持の促進、妊娠・出産等に関する相談支援や不妊治療に対する支援

◆スポーツ参加の促進やスポーツ分野における男女共同参画の推進
女性の運動・スポーツへの参加促進に向けたコンソーシアムの設置、女子生徒が健康に運動部活動を実施するための顧問や養護教論等との連携・協力の促進、女性アスリートのセカンドキャリア支援

◆男女共同参画の視点からの防災・復興の取組
「災害対応力を強化する女性の視点〜男女共同参画の視点からの防災・復興ガイドライン〜」に基づく地方公共団体の取組の更なる促進、男女共同参画センターの災害対応におけるネットワーク拡大に向けた支援


2:あらゆる分野における女性の活躍
◆男性の暮らし方・意識の変革

配偶者の出産直後の時期の休業を推進する枠組みの検討など企業や国・地方公共団体における男性の育児休業等の取得促進、男性の家事・育児等への参画に向けた国民の意識の醸成

◆女性活躍に資する多様な働き方の推進
テレワークの推進、女性活躍推進法に基づく中小企業への行動計画の策定等に関する支援やプラチナえるぼし認定の取得促進、職場におけるハラスメント対策、女性の学び直しや就業ニーズの実現

◆地域における女性活躍の推進
地方公共団体が行う地域の実情に応じた取組への地域女性活躍推進交付金による支援、都道府県における官民連携型のプラットフォームの設置・活用促進を通じた女性等の新規就業支援、地域特性の見える化等を通じた各地方公共団体の取組の促進

◆あらゆる分野における女性の参画拡大・人材育成
女性の政治参画の状況や環境整備に関する調査・情報提供、理工系女性人材の育成や女性研究者の活躍促進、登用状況の周知や情報開示の促進・コーポレートガバナンスの改善に向けた検討等を通じた企業における女性役員登用・育成の推進


3:女性活躍のための基盤整備
◆国際的な協調及び貢献等

日本の取組の充実及び国際会議における議論への参画

◆子育て・介護基盤の整備
保育人材の確保や子育てサービスの提供、「介護離職ゼロ」に向けた受け皿整備や介護休業等の定着の促進

◆性別にとらわれず多様な選択を可能とするための意識改革、理解の促進
男女共同参画意識の形成を図るための学校で活用できる教育プログラムの開発、アンコンシャス・バイアスを解消するための広報の在り方の検討やメディア業界と連携した情報発信

◆女性活躍の視点に立った制度等の整備
働く意欲を阻害しない制度等の在り方の検討

詳しくは下記参照先をご覧ください。

参照ホームページ [ 男女共同参画局 ]
http://www.gender.go.jp/policy/sokushin/pdf/jyuten2020_honbun.pdf

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