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【税制】

国税電子申告・納税システム(e-Tax)の利用に関するアンケートの実施結果について

 国税庁では、e−Taxホームページ及び確定申告書等作成コーナーにおいて、令和3年2月から5月にかけて「e−Tax利用に関するアンケート調査」を実施しました。その結果(有効回答数29万5080件)によると、e−Taxの利用満足度は67.5%、確定申告書等作成コーナーの利用満足度は88.3%となっています。

e−Taxや確定申告書等作成コーナーを利用するきっかけとなったものは、「国税庁ホームページ(e−Taxホームページ)」が45.2%と最も多く、次いで、「税務署からの案内文等」(22.9%)、「テレビ・ラジオ」(8.3%)となっています。
アンケート回答者の内訳利用した手続き(複数回答)は、「所得税申告」が72.7%と圧倒的に多く、次いで、大きく離れて「申請・届出手続き」(1.5%)、「消費税申告」(1.2%)、「納税手続き」(1.0%)が続いています。

利用しようと思った理由(複数回答)については、「税務署に行く必要がない」が84.8%と最も多く、次いで、「税務署の閉庁時間でも申告書等の提出(送信)ができる」(61.5%)、「申告書の作成・送信が容易である」(53.2%)、「パソコン(インターネット)を活用できる」(51.0%)、「申告内容の履歴が残り、管理しやすい」(40.9%)、「ペーパレス化が図られる」(36.0%)などの理由が挙げられています。

事前手続きの評価について「(とても)スムーズにできた」との回答割合は、「電子証明書のe−Taxへの登録」が66.9%で最も高く、次いで、「電子証明書やICカードリーダライタの取得設定」が61.2%、「開始届出書の送信(利用者識別番号の取得)、マイナンバーカードの利用開始手続き」が61.4%、「事前準備(事前準備セットアップツールの適用等)」が58.0%と続き、スムーズにできたとの回答が6割前後を占めています。

なお、e−Taxを利用していない(又は利用をやめた)人(13万814件)の理由では、「ICカードリーダライタの取得に費用や手間がかかるから」が30.4%で最も多く、次いで、「電子証明書の取得(更新)に費用や手間がかかるから」(24.7%)が続き、この2つの理由が5割半ばを占めています。以下、「セキュリティに不安があり、インターネットを利用したオンライン申請には抵抗があるから」が6.8%となっています。
理由理由

詳しくは下記参照先をご覧ください。

参照ホームページ [ 国税庁 ]
https://www.e-tax.nta.go.jp/topics/topicser02.pdf

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