【労務】
[厚生労働省]より「公表」された情報です。
厚生労働省では、このたび、令和6年「雇用動向調査」の結果を取りまとめましたので、公表します。
「雇用動向調査」は、全国の主要産業の事業所における入職者数・離職者数、入職者・離職者の性・年齢階級、離職理由等の状況を明らかにすることを目的に、上半期と下半期の年2回実施しており、今回の結果は、この2回の調査結果を合算し年計として取りまとめたものです。
この調査は、5人以上の常用労働者を雇用する事業所から14,867事業所を抽出して行い、9,024事業所(上半期)と8,683事業所(下半期)から有効回答を得ました。なお、回答を得た事業所の入職者59,412人(上半期と下半期の計)、離職者71,941人(上半期と下半期の計)についても集計しています。
【調査結果のポイント】
(1)入職率、離職率及び入職超過率(別添P6表1−2参照)
入職率 14.8%(前年と比べて1.6ポイント低下)
離職率 14.2%(前年と比べて1.2ポイント低下)
入職超過率 0.6ポイント(入職超過)(前年と比べて0.4ポイント縮小)
(2)就業形態別入職率及び離職率(別添P6表1−2参照)
一般労働者 入職率11.8% 離職率11.5%
(前年と比べて入職率0.3ポイント低下、離職率0.6ポイント低下)
パートタイム労働者 入職率22.7% 離職率21.4%
(前年と比べて入職率4.8ポイント低下、離職率2.4ポイント低下)
(3)産業別入職率及び離職率(別添P12表4−2、P13図3−1、図3−2参照)
一般労働者 宿泊業,飲食サービス業 入職率21.2% 離職率18.1%
サービス業(他に分類されないもの)入職率19.4% 離職率19.0%
パートタイム労働者 宿泊業,飲食サービス業 入職率33.3% 離職率29.9%
サービス業(他に分類されないもの)入職率27.6% 離職率23.8%
(4)転職入職者の賃金変動状況(別添P16表6、P17図5参照)
前職の賃金と比べて「増加」した割合40.5%(前年と比べて3.3ポイント上昇)
「減少」した割合29.4%(前年と比べて3.0ポイント低下)
詳しくは下記参照先をご覧ください。