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会社運営に役立つ法令情報

【労務】

高齢者の就業者数930万人、就業者総数に占める割合は13.7%と過去最高

[総務省統計局]より「公表」された情報です。

総務省統計局より、高齢者の就業状況に関する最新の統計が公表されました。 65歳以上の就業者数は930万人と過去最多を記録し、就業者総数に占める割合も13.7%と過去最高となっています。 高齢者の雇用が進む中、企業における高齢者活用のあり方や、就業環境の整備がますます重要になっています。



高齢者の就業


65歳以上の就業者数は、21年連続で増加し930万人と過去最多


2024年の65歳以上の就業者※1)数は、2004年以降、21年連続で前年に比べ増加し、930万人と過去最多※2)となっています。


※1)就業者とは、月末1週間に収入を伴う仕事を1時間以上した者、又は月末1週間に仕事を休んでいた者

※2)比較可能な1968年以降

図4 65歳以上の就業者数の推移(2014年〜2024年)



就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は、13.7%と過去最高


2024年の15歳以上の就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は13.7%と、前年に比べ0.2ポイント上昇し、過去最高※3)となっています。就業者のおよそ7人に1人が65歳以上となっています。

図5 就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合の推移(2014年〜2024年)



65歳以上の年齢階級別就業率は、いずれも過去最高に


2024年の65歳以上の就業率※4)は25.7%となり、前年に比べ0.5ポイント上昇しました。 年齢階級別※5)にみると、65〜69歳は53.6%、70〜74歳は35.1%、75歳以上は12.0%と、いずれも過去最高※6)となっています。


※4)65歳以上の就業率は、65歳以上人口に占める65歳以上の就業者の割合

※5)年齢階級別就業率は、各年齢階級の人口に占める就業者の割合

※6)65〜69歳は比較可能な1968年以降、70〜74歳、75歳以上は比較可能な1978年以降

図6 65歳以上の年齢階級別就業率の推移(2014年〜2024年)



日本の65歳以上の就業率は、主要国の中でも高い水準


主要国における65歳以上の就業率を10年前と比較すると、韓国(+7.1ポイント)、日本(+4.9ポイント)を始め、各国とも上昇しています。2024年の日本の65歳以上の就業率は25.7%となっており、主要国の中でも高い水準にあります。

図7 主要国における 65 歳以上の就業率の比較(2014年、2024年)

詳しくは下記参照先をご覧ください。

参照ホームページ [ 総務省統計局 ]
https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topi146_02.pdf

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